患者様の声が届きましたのでご紹介致します。
1.お名前 M.A.様 女性 30歳 飲食業・ソムリエ2.今回ご来院されるきっかけとなったお悩みの症状と、
ご来院前の状態をお聞かせ下さい。
腰痛、体調不良、胃痛
3.当院以外でこれまで鍼灸治療のご経験はありましたでしょうか？ はい
4.当院へのご来院はどのような理由でお決めになりましたか？
家近、インターネットを見て
5.当院で鍼灸治療を受けて、症状や気持ちの変化、症状が改善した感想などをお聞かせ下さい。
慢性的な腰痛がありましたが、突然ひどくなり、ネットで調べて来院させて頂きました。
それまではカイロや整体のマッサージなどをしていたのですが、それらは回復しても一時的なものだったので、あまり行かなくなっていました。
一度試してみようという気持ちと、即効性を期待して、こちらに伺いました。
一度の施術でだいぶ改善し、二度目で体もだいぶ軽くなり、腰痛の痛みも頻度も少なくなって、心なしか体が常にポカポカし、血液などの循環も良くなったのか、疲れもあまる感じなくなりました。
仕事柄、疲れが溜まったり、腰を痛めがちなので、またその際にはお世話になろうと思います。
夜の咳
【吉祥堂。より】
＜主訴＞
腰痛
○状態
常に腰が張る
時折腰から太もも前面外側にピリッと電気が走るような痛みが生じる
○どうすると、どんな時が痛い？
後屈
立ったり、座ったりなど同じ姿勢を取り続けると
仰向けから起き上がるとき
くしゃみや笑ったとき
忙しい日（勤務時間PM5～AM2）
冬や雨の日
○どうすると、どんな時が楽？
休みの日
○腰痛の既往歴
22～23歳（7～8年前）のホテル勤務時の頃から、腰痛持ち
当時、重いものを持ち上げる際に、痛みを感じやすく、
整形外科を受診したところ、腰椎ヘルニアの診断を受けた。
当時の腰痛は1週間、安静にしたら緩和した
＜腰痛以外の症状＞
腰痛になってから右側頭部からアゴにかけて痛む
右膝の痛み
肩・頚・背中の凝り・痛み
時々あるめまい
ここ半年のどがつまる
胃痛・胃もたれ
胸焼け
お腹の張り
高校生の頃から常に耳鳴り（右側）
＜生活環境・精神状態＞
ソムリエになって4年、仕事自体は楽しいが、
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現在の職場と自分のやりたい方向性とのずれが、
ここ1年で出てきたことによるストレスが溜まっている。
そのため、近々独立を検討している。
＜症状の原因は何？＞
腰痛になり、整形外科にてMRIやレントゲンなどの画像診断を受け、
腰椎の椎間板ヘルニア、脊中管狭窄症など器質的な問題を指摘され、
牽引治療やマッサージの治療を受けるも、症状がなかなか改善されない
という方が多くいらっしゃいます。
また、画像診断では器質的な問題が認められるものの、
痛みをほとんど感じることなく生活を送れる方もいます。
逆に画像診断にて何も問題が見当たらないのにも関わらず、
腰痛に悩まされている方も多くいらっしゃいます。
そして、器質的な問題に対して手術により症状が緩和する方が一方で、
反対に痛みやシビレなどの症状が悪化される方もいらっしゃいます。
ここで問題となるのは、本当に器質的な問題だけを取り上げて、
症状の犯人扱いにしていいのかということです。
東洋医学の場合、器質的な問題が認められれば、
それを一定に参考にしながらも、
機能面との兼ね合いで、どこかに問題が生じてこなかったのか、
という観点を重視して、症状の原因を探っていきます。
東洋医学では、この機能面をどの様に考えているのか
簡単に説明しますと、
六臓六腑の内臓が協力し合いながら、
気・血・水といった身体を栄養するエネルギーが
不足することなく、全身を均等にスムーズに循環しているのか
ということです。
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この循環を妨げる5大要因として、
1.精神的疲労
2.肉体的疲労
3.運動不足
4.飲食の不摂生
5.気象変化への不適応
が挙げられます。
今回のM.A.さんの場合、問診と体表の反応から、
お仕事が忙しいことによる肉体疲労が重なっている中で、
ご自身の志向していることと、
現在置かれている状況との間の葛藤
がお身体にかなり影響していると考えました。
こういった精神的な葛藤が筋肉に及ぼす影響はかなり大きく、
最初は、筋肉の硬直化という形で出てくることが多く見られます。
特に情緒面と関わる筋肉は、
頚～肩～背中、骨盤周囲といった部位に集まっているため、
人によって、肩凝り、頭痛、腰痛といった形で症状が出るのです。
＜治療＞
症状の本質は、腰そのものではなく、
情緒面の葛藤が筋肉に対して影響を及ぼしたものであるため、
その葛藤の反応が出ているツボへ一本施したのみです。
従って、腰には鍼を刺しておりません。
また、腰痛以外の
腰痛になってから右側頭部からアゴにかけて痛む
右膝の痛み
肩・頚・背中の凝り・痛み
時々あるめまい
ここ半年のどのつまり
胃痛・胃もたれ
といった症状も、腰痛の原因と同じであるため、
この一本鍼で全て症状が緩和しております。
＜さいごに＞
先天性の疾患や事故といった例外を除いて、多くの病気は、
日常生活における様々な不均衡が、身体という場に症状として現れたもの
と考えることができます。
その意味で、病気・症状をただ忌み嫌う存在としてではなく、
あなた自身を見つめ直すきっかけ
と捉えてみてはいかがでしょうか。
この様に捉えられることによって、
症状の改善が大きく進むことはよくあることです。
当院では、その不均衡となる問題が何かを追求し、
それを患者様と共有しながら、
症状改善に努めさせて頂いております。
大阪市北区・JR天満駅1分の漢方鍼灸院
症状を通じて、今のあなたを見つめ直してみませんか？
漢方鍼灸院 かわかみ吉祥堂。
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